ナガサキアゲハ

成虫の前翅長60-80mmほどで、日本産のチョウではモンキアゲハやオオゴマダラに並ぶ最大級の種類である。種類内ではメスがオスよりも大きい。アゲハチョウ属の中では翅が大きくて幅広く、後翅に尾状突起が無いことが特徴だが、メスに尾状突起が現れる「有尾型」もある。東南アジアとインドネシアの島嶼から、中国、台湾を経て日本まで分布する。