シャクガモドキ科

シャクガモドキは元々、シャクガ科フトシャク亜科 (Oenochrominae) の1族 Hedylicae とされていた。しかし1931年 L. B. Prout がシャクガモドキ科に分類した。 1986年 Malcolm J. Scoble が、シャクガモドキ科はアゲハチョウ上科の姉妹群と考え、独立したシャクガモドキ上科に分類してチョウに含めた。ただしその後、(アゲハチョウ上科 + セセリチョウ上科) の姉妹群とするのが一般的になっている。 チョウとしての特徴が顕著でなく、ガと多くの特徴を共有する。 夜行性で、 触角はチョウを特徴付ける棍棒状ではなく、一部のガに似て、細く尖っている。