ホソオチョウ

白と黒の縞を基調とした翅の模様はアゲハに近いが、前翅長は3 cm前後で、アゲハよりかなり小振り。後翅にある細長い突起が和名の由来で、この突起はアゲハのものなどよりずっと細長く独特である。突起の長さは 3cm 程度で後翅そのものの長さと同じぐらい。もともと日本には生息していなかったが、1970年代以降日本各地で局地的に発生が確認されている外来種である。原産地は東アジア一帯。