モンシロチョウ

前翅の長さは3cmほど。翅は白いが、前翅と後翅の前縁が灰黒色で、さらに前翅の中央には和名のとおり灰黒色の斑点が2つある。また、春に発生する成虫は夏に発生する成虫よりも白っぽい。温帯、亜寒帯に広く分布する。広い分布域の中でいくつかの亜種に分かれており、そのうち日本に分布するのは亜種 P. r. crucivora とされている。成虫は3月頃から10月頃まで長い期間にわたって見られ、年に4-5回ほど発生するが、発生する時期や回数は地域によって異なる。